いつもコメントを下さる丸に橘さんとの会話で
カポについて話が出ましたので
現在、用途別に使い分けてるカポについて
思う所など勝手気ままに書こうと思います



【Victor Capo Curved (JIM DUNLOP)】
2016-04-21-01

とても丈夫なカポです

金属部分が真鍮で出来ていますから
見た目通り持った感じはずっしりと重くて
良きアメリカ的で丈夫な造りをしています

ネジ山が太く溝も深いので
男性の力で目一杯締め込んだとしても
ネジ山がつぶれることはありません
2016-04-21-02

押弦部分は十分な厚みのある硬質なゴムです
カポは往々にしてゴムがすり減って
新品に交換ということになるのですが
このカポのゴムはなかなか摩耗しません
ただし、一つだけ弱い部分があって
過去記事にも書きましたが
ネック側面に接するゴムの厚みが薄く
しかも接着が甘いので剥がれます
写真で見てバンドエイド色の部分になります
2016-04-21-03

装着はとても簡単にできます
今持っているカポの中で
もっとも素早く装着することができます
装着した後の安定感も抜群です
押さえに甘さがありません
さらに微妙な強さでも装着できるので
細かい装着感を選ぶことが可能です

音に関しては好みが大きく反映されるため
あくまで私個人の感想ですけど
出音は無骨で野太いイメージ
繊細な音ではありません
低音から高音にかけて
音の太さに均一感があります
アコギの音をクラギっぽく出したい場合
このカポを使うことが多いです

とにかく丈夫なカポで
壊れる心配がありませんから
日常、このカポしか使いません


【NS CAPO (PLANET EAVES)】
2016-04-21-04

出音が素直なカポです

総アルミなのでとても軽く
装着後もネックの重さを感じずに
いたって装着感のないカポです

ゴム部分は柔らかいです
摩耗はそれほどではありませんが
一度変形してしまうと
二度と元に戻る様なことはありません
カポ自体、消耗品だとは思うのですが
もう少し根性があっても良いのでは?
と思ってしまいます
耐久性は低いと言わざるを得ませんね
2016-04-21-06

装着感は最悪です
最後までネジを締め上げても
まだ押さえられる感覚が残ります
カポがぐらつくわけでも
押さえが甘いわけでもありませんが
この締めきれない感覚が精神的によろしくないのです
おそらくゴムが柔らかいためなのでしょう…
おかげで私のカポはネジの締め込み過ぎで
傷がついている状態です(笑)
2016-04-21-05

今のことろまだ大丈夫ですが
おそらく気づかないうちに
徐々に押さえが甘くなり
音の変化によってカポの寿命に気付く
そんな感じでダメになるような気がします
この変化に気付ける人なら良いのですが
気づかずに使い続ける人もいるような気がして
初心者には優しくないカポじゃないかな?と思います

出音は原音に忠実で十分なポテンシャルを持ちます
この優等生ぶりがゴムのおかげだとすれば
何ともきまりが悪い話ですけどね(笑)
いずれにせよ個々のギターの性質を消すことなく
忠実に再現してくれる優れたカポです
高音低音ともに、やや丸さを感じますが
上品な響きで良い方向に出てる気がします

このカポの出音が気に入っているため
しかたなく二つ目のブラックを購入して
一つを使い倒さないようにしています…
現時点の録音用カポはこれがメインです


【P-6E (PAIGE CAPO)】
2016-04-21-07

高音の煌めきが魅力的なカポです

本体はスティール製で
見た目より重さを感じるカポです
ただ、全体的に造りがとても華奢です
特にネジ山部分が弱いのが難点で
すでに私はひとつダメにしてしまい
このカポが2台目になります

弦の押さえはビニールホースの様な素材です
ゴムの弾力で弦を押さえ込む方法ではなくて
スティール棒をビニールホースで包み
弦を押さえ込むような仕組みになっています
なので、この部分に傷がついたとしても
音への影響はそれほど無いと思います
ただ、ビニールに傷がとてもつきやすいため
見た目はあまり宜しくありません(笑)
2016-04-21-08

装着感は最高の部類でしょう
文句なしにピタッと装着できます
ただ、このカポには幅がありませんので
ハイポジ・幅広ネックには注意が必要です
装着できるからといってお気楽に付けると
ネックサイドを傷つける可能性があります

出音は全体に高音寄りという感じがします
高音域は倍音が乗って煌びやかに響きますが
低音は音量も小さく平凡な印象です
繊細さを求める楽曲に使用するようにしてますが
個人的には低音が好きなので
使用頻度が少なめになってしまいます
D-18やJ-45に装着して
ストロークをするのにピッタリだと思います

以上、現時点でお気に入りのカポのお話でした